【帯広の整体院】「身体が硬い=痛みの原因」は本当?柔軟性と腰痛・肩こりを研究から考える
突然ですが、一度立って前屈してみてください。
指先は床につきますか?
つかなかった方。
「やっぱり身体が硬いからダメなのかな……」
と思ったでしょうか?
では反対に、床に手のひらまでつくくらい柔らかければ、腰痛や肩こりにならないのでしょうか。
実は、身体はそこまで単純ではありません。
整体やスポーツの現場では、
「身体が硬いから腰が痛い」
「股関節が硬いから膝に負担がかかる」
「肩甲骨が硬いから肩がこる」
という説明を聞くことがあります。
もちろん、関節の動かしにくさが身体への負担に関係するケースはあります。
しかし、
「身体が硬い=痛みの原因」
と一直線に結びつけてしまうのは少し注意が必要です。
今回は帯広市のATHBASE整体院が、理学療法士として身体を見てきた経験と研究をもとに、
柔軟性と痛みをどう考えればいいのか?
について、少し違った角度から考えてみます。
TEST 1|前屈が硬い。その原因は本当に「腰」?
先ほどの前屈をもう一度考えてみましょう。
立った状態から身体を前へ倒す。
一見すると単純な動作ですが、実際には腰だけで行っているわけではありません。
股関節が動く。
骨盤が動く。
腰椎が動く。
膝の状態も関係する。
太ももの裏側など複数の組織も関係します。
つまり、
「前屈で床に手が届かない=腰が硬い」
とは限らないということです。
逆に、床まで簡単に手が届く人でも、特定の場所を大きく動かすことで前屈している可能性があります。
ここでATHBASE整体院が見たいのは、
「何cmまで届くか」だけではありません。
どこが動いているのか。
どこが動いていないのか。
左右差はあるのか。
痛みは出るのか。
そして、
その人がその可動域をどう使っているのか。
ここまで見て、初めて身体の特徴が少しずつ見えてきます。
「柔らかい人=痛みが出ない」は成立する?
もし身体の硬さそのものが痛みの原因なら、
柔らかい人ほど腰痛や肩こりが少ない
という関係があるはずです。
ところが、現実にはそう単純ではありません。
スポーツ選手を考えると分かりやすいでしょう。
新体操やダンスなど、高い柔軟性を持つ競技者でも身体を痛めることがあります。
反対に、身体がそれほど柔らかくなくても、痛みなくスポーツを続けている人もいます。
これは、
柔軟性が重要ではない
という意味ではありません。
重要なのは、
「柔らかい・硬い」という一つの数字だけでは、その人の痛みを説明できない
ということです。
研究でも「柔軟性だけ」では説明できない
腰痛についても、身体機能と症状との関係は単純ではありません。
現在の腰痛に関するガイドラインでは、慢性的な腰痛を一つの身体的要因だけで説明するのではなく、身体活動、心理・社会的要素、生活環境なども含めて考えることが重視されています。
WHOも慢性一次性腰痛について、教育、運動、身体的介入などを、その人の状態に合わせて組み合わせる包括的なケアを推奨しています。
つまり、
「ハムストリングスが硬いから腰痛です」
「股関節が硬いから腰痛です」
と一つの要因だけで決めるのは、現在の腰痛の考え方としては慎重になる必要があります。
身体を見ることは重要です。
でも、
身体だけで全部を説明しない。
これも同じくらい大切です。
TEST 2|今度は「バンザイ」してみてください
次は両手を上に上げてみましょう。
耳の横まで腕が上がりますか?
上がらなかった場合、
「肩が硬い」
と思うかもしれません。
でも、これも同じです。
腕を上げる動作には、
肩関節だけではなく、
肩甲骨。
鎖骨。
胸郭。
背骨。
などが関係します。
さらに面白いのは、
腕を上げるために腰を大きく反らせている人もいる
ということです。
腕自体は頭の上まで届いている。
数字だけ見れば「柔らかい」。
でも動作を見ると、別の場所で補っている。
これが、
「可動域」と「動き」は同じではない
ということです。
ATHBASE整体院が「何度動くか」を確認する理由
施術前に、
「前に曲げてみてください」
「腕を上げてみてください」
「しゃがんでみてください」
とお願いすることがあります。
そして施術後にも、
同じことをもう一度してもらいます。
なぜでしょうか。
単純に、
「身体が柔らかくなったか」
を見るためではありません。
実際に困っていた動作がどう変化したのかを確認するためです。
例えば肩こりの方なら、
首を動かす。
腕を上げる。
例えば腰痛の方なら、
前屈する。
反る。
立ち上がる。
身体の状態によって確認する動きは変わります。
ATHBASE整体院では、
評価 → 施術 → 再評価
という流れを大切にしています。
「ストレッチすればいい」にも注意したい
身体が硬い
↓
ストレッチする
非常に分かりやすい考え方です。
もちろん、ストレッチが必要な方もいます。
しかし、
「硬いから、とにかく伸ばす」
だけでは十分ではない場合があります。
例えば、股関節の可動域そのものは十分にある。
でも、しゃがむときにはその股関節をうまく使えていない。
この場合、
さらに柔らかくすることだけが答えでしょうか?
必要なのは、
持っている可動域を動作の中で使うこと
かもしれません。
「柔軟性」と「可動性」は少し違う
ここで言葉を整理してみます。
一般的に柔軟性というと、
筋肉などの組織がどれくらい伸びるか
というイメージがあります。
一方で身体の動きを考える場合には、
関節がどれくらい動くか。
その範囲を自分でコントロールできるか。
他の関節と連動できるか。
という視点も必要になります。
つまり、
ただ柔らかいだけではなく、「動ける」ことが重要。
ATHBASE整体院が大切にしている、
「動ける身体」
にもつながります。
例えば「開脚180度」ができれば身体は良い?
極端な例を考えてみましょう。
Aさん。
開脚180度。
前屈も床までベッタリ。
非常に柔らかい。
Bさん。
開脚90度。
前屈も指先が床につかない。
かなり硬い。
では、
どちらの身体が良いでしょうか?
答えは、
これだけでは分かりません。
Aさんが腰痛で困っていて、Bさんが何の症状もなく毎日元気に生活しているかもしれません。
身体の目的は、
柔軟性テストで100点を取ることではありません。
仕事をする。
歩く。
子どもと遊ぶ。
スポーツをする。
好きなことを続ける。
その人が必要としている動きを、無理なく行えること。
ATHBASE整体院では、こちらを大切にしています。
必要なのは「柔らかさ」ではなく「必要な動き」
だからといって、
「ストレッチなんて必要ない」
という話でもありません。
例えばスポーツでは、競技によって求められる可動域が違います。
野球
サッカー
新体操
バレエ
ゴルフ
陸上
それぞれ必要な身体の動きは異なります。
日常生活でも同じです。
デスクワーク中心の人と、
毎日重い物を持つ人では、
身体に求められる能力が違います。
大切なのは、
誰よりも柔らかくなることではなく、自分に必要な動きを確保すること。
これがATHBASE整体院の考え方です。
「身体が硬いから」と自分を責めなくていい
腰が痛い。
「身体が硬いからですね」
肩がこる。
「姿勢が悪いからですね」
膝が痛い。
「股関節が硬いからですね」
こう言われ続けると、
自分の身体が悪いもののように感じてしまうことがあります。
でも、人の身体には個人差があります。
硬さも違う。
骨格も違う。
生活も違う。
仕事内容も違う。
スポーツ歴も違う。
だから、
一つの基準から外れている=悪い身体
ではありません。
大切なのは、
「あなたは硬いですね」で終わることではなく、
その特徴が実際の症状や動作と関係しているのかを確認すること。
だとATHBASE整体院では考えています。
だから整体でも「評価」が必要だと考えています
ATHBASE整体院は、帯広市西13条北5丁目にある完全予約制の整体院です。
理学療法士として16年間、身体の痛みや運動機能に関わってきた経験をもとに、
肩こり
腰痛
膝痛
股関節痛
坐骨神経痛
そしてスポーツ障害・成長期の身体のお悩みまで対応しています。
ATHBASE整体院が大切にしているのは、
「痛い場所を施術する前に、身体を見ること」。
柔軟性だけではありません。
姿勢だけでもありません。
筋力だけでもありません。
身体の状態。
関節の動き。
そして、
その人が実際にどう動いているのか。
それらを組み合わせながら考えます。
必要に応じて手技やフィジオショットなどを選択しますが、施術方法を先に決めるのではなく、
評価してから必要な方法を考える。
これが基本です。
最後に、もう一度前屈してみてください
最初に行った前屈。
床に手がつきましたか?
つかなかったとしても、
それだけで「身体が悪い」と判断する必要はありません。
重要なのは、
あなたが困っていることは何なのか。
どの動作で症状が出るのか。
そのとき身体はどう動いているのか。
そして、
あなたに本当に必要な可動域はどのくらいなのか。
です。
「身体が硬いから痛いんだ」
と決めつける前に、
一度、自分の身体の「硬さ」ではなく「動き」を見てみませんか?
帯広・十勝で、
「ストレッチしても身体のつらさを繰り返す」
「腰痛や肩こりの原因を身体の動きから見てほしい」
「自分には何が必要なのか一度評価してほしい」
という方は、ATHBASE整体院へご相談ください。
ATHBASE整体院
北海道帯広市西13条北5丁目1-12
完全予約制/駐車場完備
ご予約・お問い合わせは公式LINEまたはWEB予約から受け付けています。


