【帯広・十勝】オスグッドで部活を休むべき?「全部休む・我慢して続ける」の間にある選択肢

「オスグッドだから、成長が終わるまで仕方ない」
そう言われても、目の前の練習や大会をどうしたらよいかは分かりません。
一方で、痛みを我慢して今まで通り続けることも、本人と保護者だけで判断するのは不安です。
まず伝えたいのは、休むか続けるかを一度決めたら終わりにしないこと。診断と医療機関からの指示を確認したうえで、活動量を調整し、身体の反応を見ながら次の段階を考える視点が大切です。
研究では「運動量の調整」と「段階的な復帰」を組み合わせている
Rathleffらの2020年の研究では、オスグッドのある10〜14歳の51人に、活動量の調整、痛みの記録、膝の筋力を高める運動、段階的なスポーツ復帰を組み合わせた12週間のプログラムを実施しました。
12週時点で80%が本人評価で良好な変化を報告しましたが、スポーツへ戻った割合は16%でした。12か月時点では、それぞれ90%と69%でした。[1]
ここで注目したいのは、状態の変化を感じることと、競技に戻ることは同じではないという点です。
なお、比較対象のない研究なので、プログラムのどの要素がどれだけ影響したか、自然な経過とどれだけ異なるかは判断できません。数値は当院の施術成績でも、あなたの復帰時期の予測でもありません。
「部活は2時間」だけでは負担が分からない
同じ2時間でも、内容は違います。ダッシュが多い日、ジャンプが多い日、技術練習中心の日では、膝に求められる動きが異なります。
相談するときは、次の内容を整理してみてください。
- 痛みが気になるのは走るとき、跳ぶとき、しゃがむときのどれか。
- 練習中だけか、帰宅後や翌朝にも残るか。
- 部活以外にクラブ、自主練、体育が重なっていないか。
- 歩き方や階段の上り下りまで変わっていないか。
「昨日より我慢できた」だけでなく、「翌朝はどうだったか」まで伝えると、活動量を考える材料になります。
ストレッチを増やす前に、今の状態を確認する
膝が痛いから太ももを強く伸ばす。筋力が必要そうだからスクワットを追加する。そんなふうに、ケアも練習も増えていくことがあります。
しかし、痛みがある状態で何をどれくらい行うかは個別に考える必要があります。研究の運動メニューをそのまま全員に当てはめることもできません。
突然の強い痛み、明らかな腫れ、歩行の難しさ、膝を伸ばせない状態がある場合は、オスグッドと決めつけず整形外科で確認してください。痛みを再現するために何度も跳んだり、強く押したりする必要はありません。
学生本人も、判断に参加してよい
保護者と指導者が話し合うことは大切です。同時に、「どの動きがつらいのか」「どの練習に参加したいのか」を選手本人から聞くことも欠かせません。
相談の目標は、頑張りたい気持ちを抑えることではありません。続けるために、今の負担と次の段階を具体的にすることです。
帯広・十勝のATHBASE整体院では、理学療法士の河江将司が、診断・受診状況、身体の状態、練習内容を伺います。医師から運動制限がある場合は、その方針を優先します。
「今の膝で、何を相談できるのか知りたい」方へ。
アスリート向けの施術・料金・相談案内をご覧ください。LINEでは「オスグッドの相談」と、競技・学年・現在の困りごとを送っていただけます。
参考文献
[1] Rathleff MS, et al. Activity Modification and Knee Strengthening for Osgood-Schlatter Disease: A Prospective Cohort Study. Orthop J Sports Med. 2020;8(4). DOI: 10.1177/2325967120911106.


